Exception Code.

iPhone、Macと読書が大好き。iPhone・Mac・書評を中心に好きな事を書いていました。今は『ほーくブログ』でブログを書いています。

[Mac]WordPressの本番環境をそのままローカルに移行する方法

   

そろそろブログテーマが化石と化してきたので、テーマでも作ってみようかと思い立ちました。テストするならこれまでの記事も持ってきたほうがレイアウトの確認も楽かと思うのでデータベースもそのまま移植しました。

WordPressをローカル環境で簡単に構築できる「BitNami」なるものもあるんですが、なんか余計なもの入れたくないし、それを使わずに移行します。30分もかかりません。Windowsでも手順は同じですが、MAMPの代わりにXAMPPあたりを使う必要があると思います。

手順

移行手順としては、

  1. データベースのエクスポート
  2. ローカルにMAMP(Apache&MySQL)をインストール
  3. データベースのインポート
  4. WordPressのインストール
  5. テーマファイルを持ってくる

の5手順でいけます。

ちなみに、データベースの容量が32MB超えるとインポートとかできなくなるので、その時は諦めればいいと思います。

1.データベースのエクスポート

まずはデータベースのデータをすべてダウンロードします。phpMyAdminを開いてバックアップしたいデータベースを選択して「エクスポート」をクリック。

スクリーンショット 2013 07 08 16 49

バックアップ対象テーブルは特別な理由がない限りは全選択しましょう。他のオプションも特に何も変更せずに下まで行って「実行」すればOKです。◯◯.sqlってファイルがダウンロードされます。これでエクスポートは完了。

 

2.ローカルにMAMP(Apache&MySQL)をインストール

お次はそのWordPressをローカルでも使えるようにするのと、エクスポートしたデータベースを取り込む作業。

http://www.mamp.info/en/index.html

上のURLを開いてPROじゃない方の「Download now」をクリック。

スクリーンショット 2013 07 08 16 57

ダウンロードが終わったらそれを実行してインストール。終わったら立ちあげてみましょう。「サーバを起動」をクリックして右側の状態がApache、MySQL両方とも緑に変わればOK。

MAMP

 

3.データベースのインポート

「スタートページを開く」でMAMP管理画面へ飛び、上のメニューの「phpMyAdmin」を開きます。まずはエクスポートしたデータを入れるためにデータベースを作成します。データベースタブを開いてダウンロードしたsqlファイル名の.sqlを抜いたものを入れてやれば楽です。

スクリーンショット 2013 07 08 17 06
例:エクスポートしたデータがtest.sqlという名前の場合

データベースが作成できたら、インポートタブを開き、アップロードファイルの所に先程のエクスポートしたファイルを選択。他は変えずに「実行」。

スクリーンショット 2013 07 08 17 10

これでインポートが完了して、ローカル環境にブログのデータが取り込まれました。

取り込まれたデータベースを開き、wp_optionsを選択→「表示」タブに切り替えると、siteurlというのがあると思うのですが、そこのoption_valueにlocalhostが含まれていない場合は、鉛筆マークをクリックして今開いているlocalhostのアドレスに変更して実行します。

スクリーンショット 2013 07 08 17 39

これでWordPressのローカル管理ページが開けるようになります。

 

4.WordPressのインストール

http://ja.wordpress.org/から最新のWordPressをダウンロード。

zipファイルを解凍して、MAMPをインストールしたフォルダ(何も変更してなければアプリケーションフォルダ)の中のhtdocsに入れてやります。そして、「http://localhost:8888/フォルダ名」をブラウザで入力すると、WordPressのインストールが始まります。これはサーバーのものと同じ手順です。

多分、データベースに既にデータがあるので、データベース構成の情報を入力したら終わると思います。サーバーのWordPressと同じID、パスワードを入力すると、管理サイトに入れます。

管理サイトの[設定]→[一般]のサイトアドレスがlocalhostになってない場合はそこもWordPressアドレスと同様、localhostのアドレスに変更します。

一般設定 Exception Code WordPress

これでブログの記事も見れるようになると思います。

参考:WordPressのダウンロード及びインストール – WordPressの使い方


5.テーマファイルを持ってくる

あとはサーバーで使っているテーマファイルやプラグインをもってくるなどして環境を整えます。僕はテーマファイルをまっさらなところから作りしたいので何も持ってきてませんが…。

 

1回やっとけばあとは楽

こういう環境づくりは結構めんどいんですが、一度やってしまえば結構使いまわせるのでかなり楽です。結構移行とかめんどくさそうなイメージがあったので、暇で死にそうなときにやろうと思ったんですが、簡単すぎて驚きました。

WordPressのいいとこはそういうとこなのかもしれません。

 - WordPress

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