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iPhone、Macと読書が大好き。iPhone・Mac・書評を中心に好きな事を書いていました。今は『ほーくブログ』でブログを書いています。

ノマドに憧れるサラリーマンに送る、ノマドがノマドであるための思考法

   

Freedom
Freedom / Josef Grunig

最近よく耳にする用になったノマドという生き方。

特定の場所や会社に属すことなく生きていくという生き方です。
ノマドという言葉を聞くも、

「どうやって生きてくの?」

「てかどうやったらなれるの?」

という疑問を解消する、肝心な答えはなかったりして、言葉だけが独り歩きしている状態でした。が、先日読み終えた本が疑問を吹き飛ばしてくれて、とっても面白かったので紹介します。

 

目次(Amazonより)

1 なぜ、ノマドライフなのか?(「旧来型のスタンダード」から自由になるモノ・場所・時間・お金から自由になる ほか)

2 ノマドライフの実践―ワークとテクノロジー(どこにいても仕事ができるスタイル“ベーシックインカム”を手放してはいけない ほか)

3 ノマドライフの実践―お金と生活(お金があっても、ノマドライフは実現しない自由と生産性のマトリックスを知っておく ほか)

4 ノマドライフの実践―思考のトレーニング(減らすことで、自由が増える思考のストレッチをする ほか)

 

本書では、ノマドライフを送れるようになるまでの順序が6フェーズに分けて書かれています。

  1. ベース構築期
  2. 方向性の模索期
  3. 未来に繋がる実績を残す時期
  4. 転換期
  5. 実践期
  6. シェアの時期

この6つのフェーズのうち、今の自分の現状と重なる1にいろいろと思うことがありました。

 

 

ベースを固める

「遊ぶな」というストイックな話ではありません。ただ、このフェーズで時間やお金を取られることをあれこれ中途半端にやっていると、インフラとしてのスキルがつかず、その先にいけなくなるということです。

P.39

著者は、社会に出てから5年間はをベースを作る時期として、あまり欲張らず、何かに集中するよう主張しています。

 

社会に出て初めに驚いたのが、自分にできないことの多さです。初めは何もできないし基礎すら固まっていない状態。

1日8時間という勤務時間は最初こそ長いと感じていましたが、8時間経って振り返ってみると「まだこんだけしかできてない」という状態だらけでした。

 

仕事の能力そのもののベースもそうですが、時間や自分に対する考え方のベースを作ることができる、という意味でもベースを作る期間というのはとても大切な期間になります。

 

 

今すぐ独立したいサラリーマンへ

「ノマドになるにはフリーにならなきゃ」と、いきなり辞めてしまうのは、準備なしの無謀な賭けです。

P.53

リスクと自爆とは違います。「リスクをとったほうが深い人生が送れる」「リスクのない人生はつまらない」そのとおりだと思います。人間の進化は安定とは程遠いところから生まれています。

 

僕は堀江貴文さんが結構好きなんですが、「会社?辞めれば良いじゃん」的な発言を結構しています。その言葉に刺激されて、準備もせずに辞めてしまうのは非常に危険です。

僕もその言葉に結構刺激を受けてしまったのですが、上に挙げたとおり、ベースもできていないときに会社を飛び出すというのは、リスクをとるというよりも自爆するという表現に近いと思います。

 

堀江さん自身も、バイトでITの仕事をしていたときに「これは起業してもイケる」と感じたからこそ会社を作ったと言っています。

自身のない挑戦ほど危険な賭けはなさそうです。

 

Statue of Liberty replica - Pont Rouelle - railway bridge
Statue of Liberty replica – Pont Rouelle – railway bridge / ell brown

 

「自分はこうあるべきだ」は誰が求める?

本業一筋でなく、多くのものをやってみる。ひとつひとつは小さなものでも、違うものを掛け合わせる能力があれば、思いもよらない効果が生まれる。

P.62

最近感じているのは、自分のことは自分よりも他人の方が知っているということです。

プログラマーとして会社に入った僕がいきなり、「向いてないだろうなぁ」と思っていた営業職になってみると案外結果を残せました。一時期ではありますが、営業職として僕を選んでくれた上司のおかげだと思ってます。

その分、上に書いた技術のベース作りはできてないんですが、とてもいい経験でした。

 

だから、「自分はこうあるべきだ」という考えよりも、「これをやってみたらどうだろう」という考え方のほうが、社会の求める人間になれると思ってます。

こうあるべきだ、という意見は結局自分のためでしかなかったりします。

 

常にいろんなことにアンテナを張っている人にこそ、ノマドのチャンスがやってきます。

 

 

お金がある≠ノマドになれる

…本当はできるのに、時間や場所、精神的に縛られてしまっていることがあります。

P.93

すごい経営者ならいつでもノマドになれるのに、なぜそうならないのかというと、時間や場所、予定が詰まってて動けない、という縛りを自分の中に感じているからだと著者は言っています。

もちろんある程度の能力とお金は必要だと思いますが、実行するのはあくまでも自分次第なのだなぁ。と妙に納得してしまいました。

 

そして、この精神的な縛りが一番克服の難しい部分なんじゃないかなぁ。と思ったりもします。人と全く違うことをするときの決断というのは想像以上にキツイはずです。

 

人は「安心」できる見積りのラインを今よりも高くもっていて、いつまでも来ない「安心」を待っています。

その部分を克服できなければ、ノマドの生き方は難しいんだと、個人的に気付かされた部分でした。

 

 

まとめ

ここに書いた内容は本当にほんの一部です。他にも驚いたことがたくさん書いてあって、とっても面白かったです。

200ページもない、結構薄い本ですが、内容はとても濃いです。

まさにサラリーマンのためのノマド攻略本みたいな感じです。特にノマドに興味がなくても、仕事への向き合い方がふんだんに書かれているのでおすすめです。

ノマドとは、つまるところ心の持ちようなのだとわかりました。

面白いので是非!

 

参考記事

絶対実現!!普通のサラリーマンが「ノマドライフ」を手に入れるための10の準備 | No Second Life

 

 

 - 書評

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