自分メディア、発信!アウトプット力を高めるには空→雨→傘を意識しよう -書評- 効率が10倍アップする 新・知的生産術
2013/01/06
どうも、iPadより注目を浴びたい@hawk_aです。
最近、空、見てますか?
ブログを書くようになって、意識するようになった、アウトプット。自分の頭の中にある想いを文章にしてみようとしても、うまく書けなくて悔しい思いをすることがあります。それと同時に、自分の想いを言葉にできる人ってすごいなぁ。とつくづく思います。
そこで、自分の想いを言葉にできる人、つまりアウトプット力を持っている人はどんな人なのかを、下の本を読んで考えてみました。
効率が10倍アップする 新・知的生産術
生きてるだけで丸儲け
一番のお薦めは「自分の五感による実体験」です。私はこれを、「自分メディア」と読んでいます。
…
「自分メディア」のいいところは、24時間稼動していることです。
アウトプット力を持っているのはどんな人か、ということですが、今この文章を読んでいる人は、間違いなく持っているでしょう。その力を使っていないだけなんです。
自分の五感は生きている限り稼動しています。つまり、生きていることが究極の情報収集方法です。あとはその人が発信するかしないかの違いです。「発信」という行動が、アウトプット力をさらにマッチョに育て上げます。
ブログを書いていて結構変わったな…と思うのが、目の付け所です。今までだったら気にもしないことに目が行く。そして、心が「これ、記事になるやんけー!」と叫びます。更新するためのネタに飢えるほど、この傾向は強くなるはずです。
ブログは自分メディア発信の最大の練習場であり、舞台です。アウトプットの質をあげるには最高のツールですね。僕は、そこまで考えてブログを書き始めたわけじゃないですが、そんな気がしています。とっても。
自然に自分が持っているもの、それが情報。
Ministry of Information, Communications and the Arts, Singapore / williamcho
自然に集まってくる情報に、単にそれが情報であるということを意識するだけです。
自分にとっては普通すぎて見逃していること、誰にでもあると思います。
僕は鶏のから揚げにケチャップを付けますが、結構普通じゃないみたいです。とってもおいしいです。
意外なことや興味をもったことを、「情報」だと自覚するのとしないのとでは、アウトプットできる量が違ってきます。それを情報だと自覚したとき、初めてアウトプットする体制が整います。
空→雨→傘
では、五感を稼働させて、自然に集まってきた情報をどうするか?ということですが、この本では、情報には「空、雨、傘」の三段階があると書かれています。
・空とは事実のこと。雲が出てきたら「空が曇ってきた」という事実。
・雨とは解釈のこと。空と雲という事実を見て、「雨雲が出てきたので、雨が降りそうだ」と解釈します。
・傘とは行動のこと。「雨が降りそうだから、傘を持っていこう」という行動になります。
「このアプリ面白い!」という主観的な事実。「この使い方なら、もっと面白そう」という解釈。「面白そうだから、ちょっとやってみよう」という行動。
実際の行動をインターネットで発信することで、たくさんの人に面白い情報を教えることができます。実際、僕もそういう情報を見て、いろんなアプリを使うようになりました。
無理矢理、雨や傘の意味合いを出そうとすると、疲れてしまいます。したがって、空の量を一定量集めてくると、自然にその意味合いがわかってきて、雨や傘に転じると思っていればいいのです。
あくまでも意識するということが大事だということですね(・∀・)
まとめ
と、いうことで、
1.生きてれば情報は入ってくる
2.その情報を情報だと思えればOK
3.1と2を繰り返して、「空、雨、傘」を意識しておけば、自然と上手くなってくる(発信し続ければどんどん上手くなる)
という感じ。
必死になって情報収集するよりも、いろいろ体験して得た情報のほうが良いってのが驚きでした。ブログを書くときは、そんなことを意識しながら書いてみようと思います。
ネタはあなたの中にある!さぁ、聞かせておくれ、見せておくれ!
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