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iPhone、Macと読書が大好き。iPhone・Mac・書評を中心に好きな事を書いていました。今は『ほーくブログ』でブログを書いています。

ブログで一家3人を食わせるということ -書評- ブログ飯 個性を収入に変える生き方

      2013/09/24

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

Kindleで面白そうな本を探していたら、『ブログ飯』なる本を見つけました。

無理しない稼ぎ方の大原則。専門知識がなくても、有名じゃなくても、妻一人子一人(+ネコ一匹)を養える!

ブログ飯 個性を収入に変える生き方より

にある通り、「ブログで飯を食う方法」というような内容になっているようです。こういう手の本はガツガツしてそうであんまり読まないのですが、ブログも書いてるしKindle版が書籍のものに比べて安めだったので読んでみました。結果、めちゃくちゃおもしろかったです。

ブログで飯を食う人間は普通の人間と何が違うの?がわかる一冊

本書を読み終えた最初の感想が「この人、ハンパなくプロだ…」でした。プロと言ってもテクニックがすごすぎるとかそういう表面上のことではなくて、ブログに対する姿勢や、お金を稼ぐことに対する考え方がまさにプロでした。

いわゆる「ブログ本」はテクニックに重点を置いているものが多く、どうしても書き手に焦点が行かないのですが、本書では著者である染谷昌利さんそのものを知ることができる箇所が多くあり、ブログで飯を食べている「人間」の内面を知ることができます

ブログという、インターネットに無数にあるコンテンツで勝ち残り、家族を養うことができている人の「深さ」を知ることができる一冊になっています。

その失敗、死にますか?

小さくてもいいから1つの成功事例を実感することができたら、その結果を極大化する方法をまた1つ1つ試していけばいいのです。

さまざまな失敗を経験することによって、自然とやってはいけない、効果が出ないものが体感でわかるようになってきます。
効果が出ない方法を避けて、小さな成功事例を積み上げていくだけで、以前からは想像もできなかった結果に繋がります。

著者はこのやり方を実践してきた張本人であり、1つの成功を実感するまでに失敗もたくさんしています。それでも続けてこれたのは著者の「失敗」に対する考えが思考停止していなかったからでしょう。

失敗は成功のもととは言うものの、失敗は誰でも怖いし、できることなら失敗せずに人生を生きたいものですが、そもそも失敗ってどういうこと?って考えると案外どうにでもなるものだったりします。

不思議な事に、失敗はその人に適したレベルのものしか発生しないものです。自分で対応できないような、大きなトラブルに巻き込まれることなど、ほとんどありません。

インターネットでの失敗なんて、サーバーが落ちたとか、データを間違えて消してしまったとか、不用意な発言をして炎上したとかそんなレベルです。アカウントが消されてしまったらまた取得し直せばいいだけです。所詮、ブログ運営の失敗なんてその程度のもの。

その時の自分でなんとかできるものばかりなのです。

失敗に対する考え方が、著者をここまでのブロガーにしたのだと思います。「どうにでもなる」という考え方は楽観的なようでいて、的を射ている言葉だと感じました。

お金を生むのは「差」である

ブログでお金を稼ぐ手段は、一部を除いて広告収入です。その広告をクリックするのは何故か?それは信頼できる人が信頼できる紹介をするからに他なりません。

パソコンが使えない人が、どうしても翌日までにパワーポイントの資料を作らなければいけなくなった時、代わりに作ってくれる人が居たらありがたく感じますよね。今度、ご飯でも奢りたくなりますよね。

ファンを生む、お金を稼ぐということは、こんな単純な要素で出来上がっています。

その信頼とはつまり自分と他人との「差」です。それを前提に考えると、よく迷惑メールで送られてくる「誰でも月◯◯万円稼げる!」みたいなことは起こりえないんですよね。

この部分に関して本書は逸品のわかりやすさだと感じました。巻末に載っている著者の奥さんのコラムにもある通り、著者は「差」を武器にしていることが分かります。

腹の底から納得できる本

本書が面白く感じた理由は、「失敗は成功のもと」とか「お金は信頼の証」とかよく聞くけど具体的にはどういうことなのよ?って疑問を理屈で納得できるように書いてあるからです。

しかもそれが自身の経験を通しての理屈になっているので、心の底から理解できるようになっていて「それなら自分もやれるかも!」という心境になります。

本書は「ブログ」という枠にとどまらず、「働くことでお金をもらう」ことそのものについて考えられる良書でした。

はじめに
本書を読む際の注意点

第一章 私が「ブログ飯」になるまで
・ごくごく普通のサラリーマン時代
・コラム:ブログとの馴れ初め
・充実したサラリーマン生活から一転、無職へ
・タイムリミット、転機、そしてブログ飯へ

第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える
・考え方編1 ブログ運営で最も重要なポイント
・考え方編2 誰に何をどうやって伝えるか
・初期・基本編1 わかりやすい文章を書くには?
・初期・基本編2 ブログを書き続けるには?
・運用編1 ブログを書く時間がないときは?
・運用編2 ブログに書くネタがなくなったら?

第三章 継続して成果を出すブログの違い
・応用編1 個性的で面白いブログにするには?
・応用編2 面白い文章が書けないときは?
・応用編3 なかなかファンが増えないときは?
・応用編4 「飯が食えるブログ」は誰でも作れる
・コラム:それでもアクセスが集まらないのはなぜ?

第四章 個人でお金を稼ぐということ
・アフィリエイトとアドセンス
・楽に稼げるなんて思ってはいけない
・そうは言ってもお金を稼ぐことは実は簡単
・その商品、友人に売れますか?
・収益を左右する3つのリサーチ
・稼いだ金は全部使え
・情報の価値が報酬
・収益は集中させない
・一緒の方向を向いている仲間をつくろう
・レッドオーシャンを泳ぎきり、ブルーオーシャンを創り出せ
・コラム:広告を活用してみよう

第五章 SNSことはじめ
・ソーシャルネットワーキングサービスの特性と活用法
・SNSの肝は感情と極端
・お願い「いいね! 」に価値はない
・SNSはカンフル剤! ?
・ソーシャルネットワークは儲からない?
・コラム:ブログを使って急成長を遂げたウェブ制作会社に学ぶ、
飯が食えるブログを運営するためのテクニック

第六章 突き抜ける技術
・諦める力
・失敗を恐れない
・バブルに踊らない
・アクセス数だけにこだわらない
・成功者の真似だけしても成功しない
・リピーターや収益が生まれる仕組み
・コラム:アップデートとイノベーション
・あなたの独自性と誰得感のバランスを取る

特別コラム:鬼嫁は見た!
~没個性サラリーマンの華麗なる転身の秘密~

おわりに

 - 書評

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