【現在】モノを捨てて世界に出るにはワケがある。【未来】
2012/03/05
アプリの大人買い!
どうも、やっぱ最後は経験だと信じて疑わない@hawk_aです。
あるところではアプリを使いこなす人がいたり、あるところではブログのテーマを手作りする人がいたり、あるところではフォトブックを増刷しちゃったりとマジで会いたい人だらけ。
そんな僕が今日紹介するのはまたまた会いたい人が書いた本。
今なら西野カナが言っていることがわかる気がする。さすがに震えはしませんが。
不安は我慢でなんとかなる!…のか?
今はいいけれども、どこか不安。日本人は街を歩いているとき、みんな下を向いて歩いていると聞きました。
どこか不安だけどなにが悪いのかわからない。だから今まで通り我慢して暮らす。今までの人だってそうやってなんとかやってきたじゃないか。だから我慢していればどうにかなる。
ほんとに??
そんな人達に「ちょっと待った」をかける人がいます。
世界中を旅していることで有名な高城剛さんです。
「日本を変えるには世界へ出よう!」そんなメッセージが込められた本、
モノを捨てよ世界へ出ようを今日はご紹介。
この本では1〜3ヶ月海外へ出よう!そのためにはこうするといいよ(´ε` )
ということが高城さんの熱い思いと共に書かれています。
「当たり前」ってなに?
僕は常々思っているが、我々は自分たちが暮らしているこの国のことを、あまりにも知らなすぎているのではないだろうか。
僕は大学卒業前(2011年1月)、卒業旅行へ行きました。
卒業旅行といったらハワイとか、イギリスとか、なんかこう旅行!って感じのとこに行く人がほとんどです。
そんな中、僕が選んだ旅行先はエジプトでした。理由は安かったからw
でも、この選択が僕の価値観を180度変えることになります。
ナイル川の近くには高層マンション。ナイル川には豪華な船。そしてその横にはボロボロな服を着て靴磨きをしている5歳くらいの男の子。
トイレを使うときにチップをもらおうとする人。トイレの所有者でもないのに。
旅行者からチップをもらおうとする警察官。
衝撃を受けました。
僕が今まで生きてきた世界はなんだったんだろう。
同じ世界に生きてるのにここまで違うのか。ってな感じに。
帰国後には数日前にいた場所での大規模なデモ。
そして、3月11日。
この日を境に僕は1つのことを感じました。
「当たり前」ってなんだ??
多分人間は、普段生活している小さい範囲を「世界」だと思っているんだと思います。
そしてそこで起きてることが当たり前のことだと錯覚してしまいます。
でも僕はこの出来事を通して「当たり前」なんてないんだと思うようになりました。
それはガイドブックなんかじゃ決して得られない体験です。
暮らすとなったら相当すげぇ
本当の自分自身とつながること。実は、これこそが海を渡ることの真の目的だ。
高城さんは1ヶ月でもいいから他の国で暮らしてみることをオススメしてます。
普通の旅行でも脳がパンク寸前だったのに暮らすとなったら相当すげぇです。脳みそスパークします。きっと。
言葉も通じない場所では自分の頭がフル回転します。いろんなことに遭遇するたびに自分はこういう判断をするのだと初めて気付きます。
自分のことが自分でわかるようになります。
常識やしがらみといった擁壁に穴を開け、恐れという霧を晴らし、ビジョンを頼りに外洋へと船を漕ぎ出そう。(中略)やがては再び日本へと戻り、海の向こうで蓄えた力を発揮して欲しい。
これまでの歴史上で日本を変えてきた人はみんな海外との関わりが深かったといいます。
日本から離れることで「日本のあり方」がわかるようになるのだそうです。
試しにいってみよう!
まぁ、あれだ。海外行ってみよーぜ!!ってことです。
この本が勧めるように1ヶ月間、その国で暮らすのが一番いい方法なのでしょうが、結構厳しいという人がほとんどだと思います。
ただ、僕みたいに1、2週間だけでもかなり価値観が変わるので、ちょっとした長期休暇のときに海外へ行ってみるのがオススメです。
僕的にはちょっと変わった国にいくのがいいと思いますw
同じ時にトルコへ行ったんですが、トルコは旅行には良い意味でも悪い意味でも快適なところでした。
でもエジプトは今は治安がアレなんですよね…
高城さんがモノをほとんど捨てて、世界に出るにはワケがありました。
未来を切り開くとかカッコ良すぎるぜ!!
はじめに PROLOGUE
CHAPTER1 沈む国ニッポン
甚大な被害の3.11、それ以降日本は復活したのか?
【日本の問題点1】絶望的に遅い日本の政治システム
【日本の問題点2】急激な円高、経済基盤の脆さ
【日本の問題点3】自浄作用を失ったマスメディア
問題だらけの日本、では日本に生きる我々はどうサヴァイブするべきか …ほかCHAPTER2 海を越えた先に待つすばらしき世界
幕末の状況とそっくりな現代ニッポン
維新志士たちの格言:坂本龍馬
維新志士たちの格言:高杉晋作
維新志士たちの格言:福沢諭吉
維新志士たちの格言:陸奥宗光 …ほかCHAPTER3 海を渡るのはとにかくカンタンだ!
海外へは行きたいが数多くの不安要素がある
【ケーススタディ1】国の許可なしに長期滞在は可能なのか?
【ケーススタディ2】居住地はどのように設定するのか?
【ケーススタディ3】英語力に不安がある場合はどうすればいいか
【ケーススタディ4】いまの日本での仕事はどうすればいいか …ほかCHAPTER4 高城剛的 オススメ海外スポット
ニューヨークでのはじめての長期滞在
僕が海外で生活することを決意した理由
モノを捨てて僕は何を得たのか
理解者のいなかった2007年、理解を得られた現在
高城的国選びのポイントとテクニック …ほかCHAPTER5 洋行経験者が日本を変える
個人の力の時代がやってくる
日本を覆う古いシステムを打破しなければならない
質の高い情報力を身につける
二地点居住をしながらサヴァイブ力を養う
パラダイムシフト ~未来は大きく変わる~ …ほかあとがき EPILOGUE
世界留学先リスト
積ん読たまってきた@hawk_aでした(*´ω`*)
関連記事
-
-
「空気を読む」より、他人の心を理解する。人間通に、オレはなる! -書評- 人間通
どうも、@hawk_aです。 とある展開で営業をしている僕ですが、やはり人の気 …
-
-
禁煙できない理由 -書評- 急に売れ始めるにはワケがある
心の芯の部分を何度も何度もつついてくれた名書、WHYから始めよ!ですが、そこに登 …
-
-
低所得者にお金を渡せ! -書評- 日本の景気は賃金が決める
日本の景気は賃金が決める (講談社現代新書)[Kindle版] posted w …
-
-
アメリカ大統領選挙は間接選挙!? – 書評 – 池上彰の政治の学校
人生最初で最後の赤点は社会でした。@hawk_aです。 ホントに生まれてこのかた …
-
-
ムダとは流されることである -書評- 無駄学
無駄学 (新潮選書) posted with ヨメレバ 西成 活裕 新潮社 20 …
-
-
お金についてマジメに考える -書評- 投資家が「お金」よりも大切にしていること
投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) posted with …
-
-
イノベーション仕事術 小さな決断で大きな成果を出すために大切な力
竹中式 イノベーション仕事術 posted with ヨメレバ 竹中 平蔵 …
-
-
「伝える」ために必要なことはすべて手塚治虫に学べる -書評- ぼくのマンガ人生
この前書店に行ったら、「岩波新書 30選」なる素敵企画が開催されていました。 い …
-
-
生き抜くのは今日か、未来か -書評- 企業が「帝国化」する
先日のGoogle Reader終了のニュース。 無数にあったRSSリーダーを淘 …
-
-
「役に立つ」ことほどムダなことはない -書評- dankogai本×2
小飼弾氏の2冊を読んで、わかりました。 「中卒」でもわかる科学入門 “ …